inversionista

個人投資家にジャイアントキリングを

月に1000円積立でOK?【eMAXIS Slim米国株式(S&P500)】が投資デビューに最適であるワケ

 

 こちらの記事では、「投資を始めてみたいけれど、なかなか始められない」という方に向けて、毎月1000円の投資信託の積立を薦めています。

 具体的には「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が手数料が安いので、オススメです。ステマ記事みたいになっていますが、上記投資信託を運用する会社などから金銭はいただいておりません。

 そもそも投資信託とは、何かを知りたい方は下の記事もあわせてご覧ください。

www.inversionista.tokyo

 

毎月1000円の投資で意味があるのか?

 投資は少額でしても、あまり効果がないという意見もあります。1000円を投資するのと、10万円を投資するのとでは、投資に費やす時間は金額が小さくても大きても、変わりません。しかし、仮にどちらの投資においても5%の運用利益が得られた場合、1000円の投資なら50円得られ、10万円の投資なら5000円得られます。

 同じ労力を費やしても、投資する金額が大きい方が大きな利益を得られます。なぜなら、大きな金額を失う可能性を背負っているからです。要は、より大きなリスクを背負った方が、大きな利益を得ることができるのです。

 ただ、まとまった金額を用意しようと思っても、「いくら貯金をしてから始めればいいのか分からない」「そもそも、お金が貯まらない」と言った問題が出てきます。それなら、まとまった金額を用意してからではなく、今すぐにでも月に1000円でもいいから、投資することをオススメします。

 

毎月1000円でも30年間続ければ報われる

 30年に渡る長期投資ですと、複利による恩恵を受けられます。

『複利は利息が利息を生むので、最終的な利息総額が多くなり、長く運用するほどその効果は大きくなります。これを複利効果といいます。(出所:SMBC日興証券のホームページ)』 

 例えば1000円を年率5%で投資した場合、50円利益を生み1年目は1050円になります。2年目は1050円に5%をかけるので、52円利益を生み1102円になります。

 毎月1000円を30年間「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に投資し続けるとどうなるのか。シミュレーションをしていきます。

 積立複利の計算は、自分で計算すると大変なので、金融庁HPにある「資産運用シミュレーション」を用いて計算をしてみます。

資産運用シミュレーション(金融庁HP)

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html

 毎月1,000円なので、「毎月の積立金額」に「0.1万円」を入力しまます。

 2つ目の入力項目に「想定利回り(年率)」とあります。こちらは、アメリカの過去の株式の投資実績は平均でおおよそ年率7%ですので、「7%」と入力しましょう。あくまでも「想定」ということ7%という数値を用います。(もっと悲観的な想定をする方は、7%より低い数値を用いましょう。)

「積立期間」に「30年」を入力するとシミュレーション結果が出ます。

f:id:inversionista:20200712150405p:plain

出所:金融庁HP

 そちらを見ていくと、元本が36万円で運用収益が86万円で最終積立金額が122万円となります。毎月1000円積立ていくだけで、時間はかかりますが86万円の利益を得ることができます。

 もちろん、実際には、年によって利率にばらつきはあります。そして、今回は、過去の利率をもとに、シミュレーションをしました。過去の実績が将来の儲けを約束するものではないことに注意が必要です。

 しかし、アメリカは、今後も人口が増加していくことが考えれば、株価もそれに応じて成長していく可能性が高いです。一方、日本のように人口が減少している国は、今後、経済が成長しないので、長期投資を考えた場合は、投資対象から外した方がいいかもしれません。

投資信託ではなくて、個別株で積立ができないのか?

 1000円で日本株を買おうとすると、赤字を垂れ流しているような企業の株しか買えません。なぜなら、日本株には、単元株という制度があって、基本的には上場している企業の株は、100株が1単元で売買する必要があるからです。

 例えば、日本郵政は、株価が750円(7月10日の終値)ですので、『750円で1株買おう』と考えても、100株セットで買わなければならないので、最低投資金額は75000円です。

 それなら、1株10円の株なら1000円で帰るから、そう言った企業の株を買えばいいと考えるかもしれません。株価が100円を下回る株は「超低位株」あるいは「ボロ株」と呼ばれています。ボロ株の中には、毎年赤字で倒産の危険性の高い企業がいくつもあります。

 ですので、毎月1000円で日本株を買う場合、潰れそうな企業1社しか買えません。この企業が潰れたら、株価が1円になってしまうこともあります。

  一方で、投資信託である「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」なら、アメリカのS&P500に採用されている企業に500社に投資できます。S&P500とは、アメリカに上場している企業のベスト500のようなものです。例えばiPhoneを作っているアップルなどが採用されています。

 投資の入門書に書いてある通り、投資の基本は、分散投資です。1000円で投資する場合、個別株ですと1社にしか投資できず、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」なら500社に投資ができます。分散投資の観点から、個別株よりか投資信託がオススメです。ただ、投資信託の場合は、運用に対する手数料などが発生します。「500社も投資するから、手数料もお高いのでしょう」と思った方、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を1000円買った場合1年で約1円しかかかりません(手数料が年率0.0968%なので)。

 

*ディスクレイマー

 投資信託は、元本割れ等のリスクなどがあります。実際の取引におきましては、自己の判断で行うようにしてください。

 

もっと投資信託について知りたい方にオススメ書籍

投資の大原則[第2版] 人生を豊かにするためのヒント (日本経済新聞出版) | バートン・マルキール, チャールズ・エリス, 鹿毛雄二, 鹿毛房子 | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon

この書籍では、「節約しなさい」「投資信託(インデックスファンド)に長期投資しなさい」としか書いてないです。裏を返せば、それができれば、素晴らしい結果が待っているということでもあります。