inversionista

スペイン語で投資家を意味するinversionista(インベルシオニスタ)がブログタイトルの由来です。投資家の成長を加速させるような記事を書いていきます。

大損を避けるための損切りライン4つ

 

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INDEX

 

損切りの基本ルール

 「株価が終値で25日移動平均線を下回ったら翌日に成行で売ります」

 これが損切りの基本ルールです。

 

 25日移動平均線を使うのは、株価が、この線を下回ると株価が下落していく可能性が高いからです。

 25日移動平均線はおよそ1ヶ月の終値の平均です。この線を株価が下回るということは、過去1ヶ月に、株を買った人が含み損を抱えているということを意味します。そして、含み損を抱えた株主が、損切りをするため売り圧力が高まります。このように考えると、株価が25日移動平均線を下回れば、株価が下落していく可能性が高いので、損切りラインに設定します。

 また、売る際に成行を使うのは、売りそびれることを防ぐためです。指値での損切りの場合の売れないで損失が拡大する可能性をなくすためです。

 もちろん、このような移動平均線を用いた株価のトレンド分析に批判の意見もあります。株価はランダムウォークするので、「トレンドは存在しない」といったものです。しかし、損切りを、自分の判断でするのは、自身の感情がからんでくるので難しいです。それなら、移動平均線に基づいて機械的に行った方が、自分の勘などで行うよりかは、幾分マシに思えます。

 

4つの損切りライン

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 以降の説明で「上昇トレンド」「下降トレンド」と言った言葉が出てきます。これは、株価が25日移動平均線を上回ったら「上昇トレンド」、下回ったら「下降トレンド」としています。「上昇トレンド」中は株価が上昇しやすく「下降トレンド」中は株価が下落しやすいことを前提にして説明をしています。

 

1:25日移動平均線を下回ったら

 前述の「損切りの基本ルール」と内容はほぼ一緒です。

 株価が25日移動平均線を下回った場合、上昇トレンドから下降トレンドに転換したと判断します。25日移動平均線を下回ったら、原則損切りします。損切りラインとして一番重要です。

 

2:直近安値を下回ったら

 株価が短期的に急騰した場合、「1」の損切りラインで損切りすると、損失率が10%を越えてしまうことがあります。そういった場合は、直近安値で損切りをします。直近安値とは、チャートが描く「V字の谷」のうち一番最近の日の安値ことです。

 また、下降トレンドにある株価の上昇回復を狙う際に、直近安値を損切りラインにします。なぜなら、下降トレンド中は、直近安値を下回ると底なしに下落することがあるからです。

 

3:直近高値から10%下落したら

 株価が上昇トレンドに乗り上昇していくと、どこかのタイミングで高値をつけます。一旦高値をつけた株価は下落に転じます。もちろん、すぐに株価が反発して上昇することも考えられます。しかし、株価が直近高値から10%した場合は、今後下落していく可能性が高いと判断し、直近高値から10%下落したら損切りをします。

 

 

4:買値から10%下落したら

 「1」~「3」の損切りラインで損切りをすると、損失率10%を越えてしまう際に株価チャートではなく、自分の買値を基準に損切りラインを設定します。「4」で損切りをすることは、可能な限り避けたいです。

 

 

4つの損切りラインの活用の仕方

 基本は「1」の通り25日移動平均線で損切りをします。そのためには、上昇トレンドかつ、株価と25日移動平均線との乖離率が低いところで買う必要があります。

 下降トレンドに、株価がある場合は「2」の通り、直近安値を損切りラインに設定します。下降トレンドにある株を買うのはあまりオススメしません。株価の上昇に自信があるのなら、勝負してみるのもいいでしょう。

 特に、株価が急騰した場合は「3」の通り、直近高値から10%下落したら、損切りをします。値動きが激しい銘柄の場合は、予め直近高値から10%下落した株価で逆指値をいれておくこともあります。そうすると、含み益を実益に変えられる可能性がある、一方で、株価が反発することもあります。「3」はやや活用が難しいです。

 「2」と「3」を積極的に使うというよりかは、「1」を基本に「2」「3」は補助的に使います。

 「4」にある買値から10%下落したらは、使うことをあまりオススメしません。なぜなら、「4」を損切りラインにするということは、買いのタイミングを失敗しているからです。25日移動平均線との乖離率が高いところ(10%以上)で買っているか、下落途中の株を買っているかのどちらかです。「1」で損切りすると、前者は損失が大きくなってしまったり、後者はそもそも損切りラインが設定できません。やはり基本は「1」で損切りするために株を買うタイミングを図る必要があります。

 また、同じ基準でで損切りをすることを徹底すると、自分の間違いに気づけます。たとえば、トレンドがはっきりしないと、買って損切りしてを繰り返すことがあります。こういう場合は、銘柄選択が間違っています。なぜなら、株価が強く上昇していく株を選んでいると、損切りを繰り返すことはないからです。

 

最後に

 損切りラインの設定で参考になったのは、オススメの本に載せた『株価チャートの教科書』です。僕が読んできた本には、損切りについて具体的に書かれている本があまりなかったのでとても参考になりました。

 損切りは、利益を大きくするために必要なので、今回の記事が参考になっていただければ幸いです。また、投資はご自身の判断で行うようお願いします。

更に損切りを学びたい方に「オススメの本」

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