inversionista

ファンダメンタル分析に限界を感じ、トレンドフォローに基づき投資をしています。

【オススメ投資本】『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』

会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方

 

本書の概要


 本書では、四季報から10倍株を見つける方法が具体的に書かれています。投資家としてのレベルを確実にあげる為には、四季報を読破することが一番手っ取り早いです。ですので、本書で四季報の読み方を習得することは、投資家としてのレベルを上げる第一歩となります。
 四季報を読んでいると、「このカッコ内の数字は、なんだろう」と思う時があります。面倒なので、数字の意味を調べずに今まで、僕は読んでいました。本書を読むことで、そういった疑問も解消され、四季報からより精度の高い情報を得られるようになります。

 また、著者の豊富な投資経験をいかした、指標等の解説は、投資家としての底力を上げるのに役立ちます。投資は一つの見方に拘るといい結果が出ないことが多いです。たとえば、PERが100倍は割高だから買わないと考えていると、コロナバブルのように、割高なものがより割高になりような相場では、儲けることができません。ですので、PERが割高であることは、成長期待が高いと考えることでバブルに乗ることができます。つまり、投資においては一つの見方ではなく、二つの見方を考える必要があります。本書では、二つの見方を意識する重要さを説いています。

 更に「株式分割」や「自己株式の取得」など株価に与える影響が大きいイベントがあります。これらのイベントを、どういう解釈をするのか人それぞれだと思います。しかし、10倍株を見つけるという視点では、中長期の成長に期待ができると捉えるそうです。もちろん、著者の見解が正しいというわけではないです。あくまでも10倍株をみつけるヒントとして捉えてみるのが良いと思います。

 

こんな人に読んでもらいたい


 まず、業績が良いからと株を買ってみたものの「株価が上がらない」と言った経験をしている方に是非読んでもらいたいです。なぜなら、業績が良いだけでは、株価が上がらないということを理解してもらいたいからです。業績分析と同じあるいはそれ以上に、株価が上がる材料を探す方が大切です。株価が上がる材料のことを、投資用語で、カタルシスといいます。また、10倍株
 次に、四季報を買ったけれど、あまり読み進められていないという方に読んでもらいたいです。やはり、投資家として力をつけるのには、四季報を読んでおくべきです。四季報は分厚くて読むのに苦労しますが、読破すると投資への知識をついていると実感できるはずです。ですので、本書を四季報のガイドブックとして、活用してもらいたいです。

 

引用

売上高なくして利益なし

10倍株探しで、私が一番重視しているのは「急成長」だ。そもそも成長とは何かだが、成長とは売上高の伸び、つまり「増収率」であり、その数字が20%以上のものが急成長していると考えている。

 株式分割をするということは

株式分割はいいかえれば、株価が上がっているから分割する、ということになり、株価上昇の目安になる。設立も上場も間もない会社で、株式分割を行っているのであれば、それだけで注目に値する。

PERが高い低いではなく株価が上がるか 

あらためて「儲かる」とは何か。単純に考えれば、「自分が買った値段より高く売ること」である。株価水準は割安だろうが割高だろうがどちらでもかまわない。とにかく自分が買った水準より株価が上がればよいはずだ。

つまり儲かるということは「株価があがること」であって、主語は「株価」になる。ところが「儲かる株の議論」は、多くの場合、「PERが安いものがよい」、「いや、高いものがよい」となりあたかも「PERの議論」にすり替わっているようだ。本来、主語であるべき「株価」が消え、「PER」が主語になってしまっているのだ。

株価が上がるきっかけを探す

株式投資は「上がってなんぼ」の世界。株価が上がることが一番大事で、その「きっかけ」があるかどうか、そしてそれは何かを考えることが重要になる。この上がるきっかけを株式市場では「カタリスト」と呼んでいる。

自社株は買い推奨

自社株買いを実施する企業の中には業績を下方修正したところもある。しかし、それでも自社株買いに踏み切るのは、短期の業績はともかく中長期的の展望に自信がある証拠である。これは暗に、企業が自社株の買い推奨をしているようなもので、何に投資するべきか悩む局面では、非常に明確なメッセージを発していると見てもよいだろう。 

最後に 

 『企業が自社株の買い推奨をしているようなもの』という考え方は、あまり聞いたことがないので新鮮でした。ただし、自社株買いは、自社の成長投資に資金を使わないと言う捉え方もできます。つまり、これ以上の大きな成長は見込めないと捉えられます。自社株買いについても「2つの見方」を持つ必要がありますね。

 

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