inversionista

スペイン語で投資家を意味するinversionista(インベルシオニスタ)がブログタイトルの由来です。投資家の成長を加速させるような記事を書いていきます。

ソフトバンクGは株価が下がったからと言って買わない理由【テクニカル分析】

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出所:ぱくたそ


ソフトバンクグループ(以下SBG)の株価が下落傾向にあります。

株価が下がり、株価指標は割安といえる水準です。

とはいえ、株価が下がっているから買うべきではないというのが結論です。

 

今回の記事では移動平均線と信用倍率を見ていきます。投資期間としては、数ヶ月単位を想定しています。

長期投資やファンダメンタル分析は、今回の記事は登場しません。

 

目次

SBGは、どういう会社か

初心者は投資対象から外してもよいかも

ソフトバンク(モバイル)やインターネット関連会社を持つ会社です。

また、IT系に投資するファンドも展開ししています。

 

投資会社として、上場会社や未上場会社など多くの会社に投資をしています。

株式市場全体が上昇していると、大きな利益が見込める一方で、株式市場が軟調ですと赤字に陥ります。

 

つまり、SBGに投資することは、間接的に多くの企業に投資をすることを意味します。

一つの企業の分析をするのも大変ですので、未上場会社を含む複数の企業の価値(リスクを含め)をそれぞれ算出するのは、中々難しいです。

ですので、投資初心者ではなく、企業分析に自信がある方向けです。

日本企業最高益達成したものの

2021年3月期に純利益4兆9879億円を計上しました。2020年3月期は9615億円の赤字でした。

投資をしていたアメリカのデリバリー会社ドアダッシュの上場が利益増加に貢献したようです。

最高益に関して孫会長は「今回はたまたまが重なった。あまり胸を張って言える状況ではない」と語っています。

ですので、最高益は大きく上振れた結果と捉えた方がよさそうです。

 

株価指標は割安か

  • PER:2.85倍
  • 予想PER:8.86倍
  • PBR:1.27倍

*1

日経平均のPER(指数ベース)が15.93倍ですので、PERが一桁台は、割安水準にあると言えます。

また。日経平均PBR(指数ベース)が1.94倍ですので、PBRも割安水準にあると言えます。

 

割安だから、買うチャンスと考えることができます。株価は、割安さが是正される過程で上昇するのがセオリーだからです。

 

しかし、ここで考えたいのは、割安のままで放置されているのは、理由があるということです。

 

株価チャートを見ると

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出所:Trading view

株価は、3月16日に最高値1万695円を付けた後、現在のところ最高値から30%近く下落しています。

7月6日現在、株価は7465円です。

 

下落している要因は

  • 日銀のETF施策の変更(日経平均ETFを購入しなくなった)
  • 新たな自社株買いが発表されなかったこと
  • 投資している中国企業への中国当局の規制強化

 

などが挙げられます。

 

とはいえ、下落要因を、ここでは重視をしません。

なぜなら、下落の要因を考え投資に活かすのは、難しいからです。

 

ですので、株価が下落トレンドにあるという事実を重視します。

株価が下がり続けているのは、何か理由があるので、買うチャンスではないと捉えます。

つまり、株価が、25日移動平均線(上記チャートでは青線)を下回っている限り、買うべきではないと判断します。

*移動平均線とは、株価の終値の平均を繋いた線です。株価が移動平均線より上にある場合は、上昇トレンドにあると言い、下にある場合は、下降トレンドにあると言います。

 

信用倍率は買い残が大きく上昇していることを示す

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SBGの今年に入ってからの信用倍率のグラフです。

信用倍率とは、信用買い残を信用売り残で割ったものです。

1倍より大きければ、買い残が売り残より多いことを表します。

1倍未満ですと、売り残が買い残より多いことを表します。

 

グラフを見ると、株価が下落した5月以降、信用倍率(緑線)が上昇しているのが分かります。

徐々に上昇していき、直近では、14.33倍となっています。

これは、買い残が大きく上昇していることを示しています。制度信用取引の場合は、半年以内に反対決済をしないといけません。

要するに、買い残の上昇は、将来的な売り圧力が増加していることを示しているのです。もちろん、売り圧力が上昇すると、株価が上昇しにくくなります。

 

少なくとも信用倍率が3〜4倍台と4月中の水準に戻るまでは、SBGの投資は控えた方が良さそうです。

 

まとめ

SBGは株価が下落トレンドにあり信用倍率も高いので「PERが割安」であっても「株価が下がって」いても買うのはオススメしません。

ですので、「PERが割安なのは理由がある」や「株価が下がったのは理由がある」と考えた方が良いです。

 

▼信用倍率が低い銘柄について書いた記事です。コチラも参考にしてください。

www.inversionista.tokyo

 

それでは、良い投資を。

*1:データ出所:楽天証券2021年7月6日17:00時点