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スペイン語で投資家を意味するinversionista(インベルシオニスタ)がブログタイトルの由来です。投資家の成長を加速させるような記事を書いていきます。

【セブン銀行】なぜ利用件数は減少したのか?「8月の月次分析」

 9/10に発表されたセブン銀行の8月「月次データ」を確認していきます。

 

目次

8月の月次データを見ると

 

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  • ATM設置台数[月末]:25,894(先月比+42台)
  • 総利用件数:7420万件(先月比-370万件)
  • 平均利用件数(件/台/日):92.9(先月97.6件)

ATM設置台数は、微増しました。平均利用件数は、先月に比べ大きく減少に転じました。これは、緊急事態宣言や、天候不順が続いたことが要因だと考えられます。

それにより総利用件数は、先月比で減少しました。

 

前期の手数料単価121.4円で計算すると、今月のセブン銀行ATMの売上は、90億円です。*手数料単価は、セブン銀行_FACTBOOK2021から参照しています。あくまでも参考数字として捉えてください。

今年の8月は天気が悪すぎた

8月は、8月8日までオリンピック、8月24日からパラリンピックと、大きなイベントのある月でした。これにより、街に人出が増加することで、ATM利用件数の増加が見込まれていました。

しかし、今年の8月は、日本各地で、例年と比べ雨の日が多くありました。

東日本太平洋側と西日本の月降水量はかなり多い。西日本日本海側、西日本太平洋側の月降水量平年比はそれぞれ371%297%で、8月として1946年の統計開始以降1位の多雨。(出所:東京都の過去の天気(実況天気・2021年08月) - 日本気象協会 tenki.jp

雨の日数が、例年に比べ多かった影響で、外出する人が減ったことで、ATM利用件数の減少したと言えそうです。

セブン銀行に限らず、他の業種でも悪天候の影響により売上が減少していいます。

例えば、ユニクロの8月既存店の売上は前年同月比-38.9%と雨の影響で売上を落としています(国内ユニクロ売上情報 | FAST RETAILING CO., LTD.)。

つまり、アパレルほどではないにしろ、セブン銀行も悪天候の影響を受けるので、月次データを見る際に、天気についても考慮しておく必要があります。

 

月次データにはない手数料単価を抑えておく必要あり

先月8月に、セブン銀行の第1四半期決算が発表されました。

経常収益(売上高)は微増したものの、経常利益が大幅に減少しています。

これは、先行投資や新料金体系により費用が、かさんだことが影響しています。

 

特に、手数料単価は、年々減少しています。

そのため、ATM設置台数を増やし利用件数を増加させても、以前より経常収益(売上高)の増加に繋げられていません。

また、ATMの設置台数が増えることで設置費用が増加一方で、単価が減少していることにより、利益率が減少してしまっています。


詳しくは、下記ブログを参考にしてほしいです。

【セブン銀行】増収も大幅減益のワケ【2022年3月期第1四半期決算】 - inversionista

 最後に

今回は、セブン銀行の8月の月次に確認していきました。8月は記録的な悪天候もあり、利用件数があまり伸びまぜんでした。9月は、その反動で、消費が増加すると利用件数が増加する可能性があります。

また、セブン銀行に投資される際は「手数料単価」が下落傾向にあることも頭に入れておきましょう。

 

▼再度の案内ですが、セブン銀行に興味がある方は、決算についてのこちらの記事も御覧ください。

www.inversionista.tokyo

▼セブン銀行

 


に興味がある方はこちらも御覧ください。

www.inversionista.tokyo

 

▼先月の「月次分析」記事です。

www.inversionista.tokyo


 

それでは、良い投資を。